水口司法書士とともに、生命保険会社のライフプランナーの方向けセミナーにて「終活」についてお話しさせていただきました。

昨今、「終活」という言葉がメジャーなものとなり、終活に関心を抱かれる方が多くなったことは士業の一人として嬉しい限りです。

ですが、せっかくの「終活」が「安心できる終活」ではないこともあります。万が一の時に備える「終活」である以上、万が一の際に力を発揮するものでなければなりませんが、全ての終活が「安心できる」ものではないのが残念なところです。

安心できる終活であるためには、お元気な時から万が一の時も、そしてその後も、専門家や信頼できる方との連携がとても大切です。「遺言書を作成した」「財産管理契約を締結した」ということだけで終活が終わるわけではありません。それらがきちんと力を発揮してこそ「安心できる終活ができた」と言えます。

セミナーでは、私たち士業が実際に対応した事例にふれつつ、終活の方法や各方法の特色、メリット、デメリットなどを説明させていただきました。

争いごとが起こってから士業に相談いただくのではなく、争いごとを防ぐために士業にご相談いただく、それが普通になることが私たちの願いです。

「終活といっても具体的にどのようなことをしたらいいのか分からない」
「子どもに負担のかからない終活をしたい」
「万が一の時に任せられる人がいない」
「自分のことは最期まで自分で決めたい」

このようなお悩み、お気持ちをお持ちの方は是非ご相談ください。